ビオトープとはギリシャ語の「bios(生物)」と「topos(場所)」の合成語で、生物が自然な状態で生息している空間のことを意味します。自然保護のあり方を示すドイツの言葉で、環境保全や野生生物保護を目的として、森林や池などを整備したのがはじまりで、当園のビオトープは、子ども達が様々な植物や生き物に身近に触れる環境を整えたいという考えで、この度、公益財団法人やまがた森林とみどりの推進機構からの助成金によって整備されました。
生憎の雨模様でしたが、年長児26名が完成式に参加し、めだか100匹、金魚10匹をビオトープに放流しました。メダカたちが気持ちよさそうに泳ぐ姿を見て「元気で大きくなってね。」「気持ちよさそう!」と声を掛けていた子ども達です。植えられた木はソヨゴ、モチノキ、アセビなど約10種類。今後、おたまじゃくしやタニシ等も放し、千歳認定こども園ならではのビオトープを少しずつ創り上げていきたいと思います。そして、生き物や植物を大切にする心を育んでいきたいと思います。