学校法人山形つのぶえ学園 理事長 日野雅夫

 『千歳認定こども園』は、2年目を迎え、園児も大きく増えました。千歳幼稚園100年の歴史を大事に、これからも保育の充実に全力を尽くしてまいります。新しい保育園舎と、ランチルームでの全員給食、子どもたちの元気な声がにぎやかです。絶えず歌声が聞こえてきます。
100年を超えてキリスト教保育をこれからも大切に続けていきます。百年の間には、4代にわたってこの園に入られたご家族がおられました。私も60数年前に千歳幼稚園を卒園しました。イエス・キリストにまもられ、豊かな人生だと思います。
小学校に入るまでは、長い人生から見ると本当に短い時間ですが、この数年間をどう過ごすのかは、人生を左右します。順境にあっても逆境にあっても、忍耐強く人生を豊かにしていけるかどうか、幸せを求めていける力を持てるようになるかどうか、乳幼児期は極めて重要な数年間です。
千歳認定こども園では、イエス・キリストが子どもを愛し、大切にされたことを覚え、その愛の教えに基づき、一人ひとりの個性に応じつつ、子どもたちが自分を大切にしつつ生き、共に認めあい、喜んで助け合う、“愛の心”“優しい心”“感謝の心”“強い心”“前向きの心”“祈る心”を育んでまいります。
イエス・キリストの愛が園内外にあふれ、ご両親やご家族のみなさんと心を一つにしておひとりおひとりの“人生の土台”をしっかり築いてまいります。
(2017年4月1日)

1916年(大正5年) 山形市柳町(現在の七日町五丁目)に千歳幼稚園創立
創立者:CDクリーテ宣教師夫妻
初代園長:ミセスクリーテ
1922年(大正11年) 新築西通りに新園舎(設計者 アントニン・レーモンド)完成
1933年(昭和8年) 新築東通り(現在地)の宣教師館に移転
1941年(昭和16年) 日本基督教会山形教会(現在の日本基督教団山形六日町教会)附属幼稚園となる
1953年(昭和28年) 園舎増築竣工「クリーテ記念館」と命名
1963年(昭和38年) 創立50周年記念園舎増築/3年保育開始、創立50周年記念式典
1964年(昭和39年) プレースクール開始(預かり保育)
1980年(昭和55年) 新園舎落成(現在の3・4・5歳児保育室)
1990年(平成2年) 通園バスによる送迎開始
2001年(平成13年) 学校法人山形つのぶえ学園認可
2006年(平成18年) 創立90周年記念講演会
2012年(平成24年) 2歳児保育開始
2014年(平成26年) 幼保連携型認定こども園整備を機関決定(理事会)
2015年(平成27年) 園北側国有地(706㎡)取得、現在園庭として利用
2016年(平成28年) 千歳認定こども園建設工事竣工
幼保連携型認定こども園千歳認定こども園認可
幼保連携型認定こども園千歳認定こども園開園
自園給食実施
千歳幼稚園創立100周年及び千歳認定こども園開園記念音楽会
園歌制定(作詞:渡辺敦子、作曲:服部公一)

 子ども達を愛し、大切にされたイエス・キリストの教えに基づき、子ども一人ひとりを大切にします。喜んで助け合い、支え合う心を育みます。聖書のお話や祈り、讃美を通して、人を思いやること、感謝することや信じること、共感することの大切さを学んでいます。

 幼保連携型認定こども園は、保護者の就労に関わらず、子ども達を受け入れて0歳から小学校就学までの教育・保育を一体的に行う、幼稚園と保育園の両方の良い機能を生かした施設です。

 当園では、3歳児~5歳児は、1号認定・2号認定の子ども達が一緒に生活します。また、親子の集いの場の提供、子育てに関する相談等を通して、すべての子育て中の家庭が不安を解消し、喜びを感じつつ子どもと向き合うことができるように積極的に支援をします。

 教職員全員で子ども達に寄り添い、一人ひとりに応じたきめ細やかな関わりを心がけています。クラスの枠を超えて連携を密にし、チームで成長を共に喜び合う保育をします。

 幼児期の生活で一番大切なものは、“遊び”です。子ども達は五感を十分に働かせて、興味を持ったことにじっくりと取り組み、主体的に活動する中で、数えきれないほどたくさんのことを学んでいます。

 友達と一緒に遊びを創り出す喜びや達成感を味わうと同時に、悔しさや悲しさなどの感情を覚え、そこから生きる力の源(後伸びする力)を培っています。夢中になって遊び込める環境を整えた園生活の中で、子ども達は自分らしくいきいきと輝いています。